廃墟の摩耶観光ホテルの全盛期の周辺の賑わい　奥摩耶遊園地　大正14年開業の摩耶ケーブルも震災で休業　

廃墟マニアの中でずっと前から美しい廃墟として有名な

兵庫県神戸市の摩耶山中に存在している廃墟の摩耶観光ホテル、

廃墟マニアの中で美しい廃墟と言われた山の軍艦ホテルと呼ばれた摩耶観光ホテルの現役時代

昭和７年の開業でアールヌーボーデザインのそのモダンな外観から

山の軍艦ホテルとして今も建ち続ける

20年程前にインターネットの世界で廃墟マニアに紹介されて

昭和の廃墟という事もあって自分も興味を持ち自分でも現地に行って

建物を見たり、時代背景や周辺の歴史を調べたりした、

摩耶山上は真言宗の古寺天上寺や摩耶観光ホテルなどあったおかげか

バンガロー村や展望台にはかつては奥摩耶遊園、奥摩耶スカイランド

という遊園地がありジェットコースター、ムーンロケット

ティーカップや野外劇場、動物園があって

賑わっていたようでインターネット画像では遊園地で賑わう画像や

全盛期の摩耶観光ホテルにたくさんの人が出入りしたりする

画像が見られる

２００８年頃には復旧した摩耶ケーブルカーや摩耶ロープウェイで

廃墟ながら特徴的な外観の摩耶観光ホテルが話題になり

その摩耶観光ホテル全盛期時代の歴史を伝えようと

昭和モダニズム摩耶というリニューアルオープンした国民宿舎

オテル・ド・摩耶主催の

摩耶観光ホテル周辺の昭和の歴史を知るツアーもあったようだ

自分が登山した時はほとんど人が居なく静かに佇む廃墟の林だらけの

中の摩耶観光ホテルを見るとそんな光景は夢の跡のようだったが

摩耶ケーブルの開業は大正14年と関西では3番目に古いようだ

（昭和30年代の摩耶ケーブル下）

2000年頃は1995年１月に発生した阪神・淡路大震災によって

被害を受けて休止していたので

摩耶ケーブルカー休止中は駅の柵が閉められていた

ケーブルカー下はあまり被害を受けてないように見える

だが山上駅はかなり酷かったようだ

なので摩耶ケーブルカー下駅の横から犬と登山をして向かった、

険しい山道でかなり大変だったがその分廃墟も荒らされずに

また山中にひっそり静かにある美しい廃墟の摩耶観光ホテルは

苦労してたどり着いた物だけが見れるロマンのある廃墟だった、

その後2001年に摩耶ケーブルカー奥摩耶ロープウェイは復旧し、

摩耶ビューラインと名前を変え駅舎や車体は綺麗にお洒落になった、

元々摩耶山はロープウェイ山上の駅の掬星台からは

八州を一望出来るダイナミックなパノラマが広がり

眺望の雄大さ、特に夜は神戸から大阪へと続く光りの海は

まさに100万ドルの夜景で人気があった

自分が登山した2000年時も

摩耶ケーブルカーやロープウェイが休止していたが

恐らく摩耶観光ホテル見学では無いたくさんのハイカーと会ったり

すれ違ったし迷って暗くなった後も一緒に下山した

10年ほど前に復旧した摩耶ケーブルカーに乗って山上駅に行ったが

あれほど苦労して当初は迷いながら山上駅に行った山道が

わずか5分で行けたのは本当に楽だったが

でもあの山道も結構スリルがあって知らないハイカー達と

暗くなった山道を一緒に降りたりして楽しかったし懐かしい

1度くらいはまた登山して行ってもいいかな

 

 

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