創業昭和29年　お洒落に変わった入船温泉　だが周りは下町風情が残る風景　大阪市西成区

大阪市西成区にある入船温泉へ

大阪市西成区の萩之茶屋と言えば古くから大阪に住む

人間にとってはあまりいいイメージは無く、

すぐ近くに昭和の時代は他県からは大阪と言えばすぐ頭に

浮かぶという大阪を象徴するという通天閣があるのだが

昭和当時はその付近でもちょっと遊びに行こうかなという

雰囲気では無く少しデンジャラスゾーンという感じだった

昭和の頃からは釜ヶ崎・あいりん地区と呼ばれる日本最大の

日雇い労働者の街の中心で自分も80年代に仕事の営業で車で

あいりん労働福祉センターの前を通る度に汚れた服を着て

髪や髭が伸び放題の日雇い労働者が周りに一杯たむろし、

ゴミだらけの路上で寝てたり、信号関係なしに道路を横断し

ちょっと異様な雰囲気はあったし

日本で唯一暴動が起こる町と言われた事もあった

周りにはそんな労働者の為か驚く程安い日払いアパートも多い

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1984年春に祖父の葬式が西成区の大阪祭典という場所であり

夜9時頃、アルバイトの帰りに新今宮駅で降りて向かったのだが

新今宮駅で浮浪者と警官が怒鳴りあって喧嘩していたので

怖かった、なんでこんな場所にあるんだと思った

まさにニューヨークのスラム街のような町とも言われたようだ

だが平成半ば過ぎ辺りから逆に徐々に無くなりつつある

下町風情な昭和な繁華街の町並みが珍しいのか

昭和世代や若者などインスタ映えなどで集まり始めて

平成を過ぎた辺りから街も綺麗に整備されるようになっていき

日本らしさ大阪らしさにも見えてたくさんの海外からの

インバウンドで外人観光客も訪れ

この辺りも若い観光者も増えイメージも変わってきたし

未だ大阪の下町風情が残る人情味のある町ともいえる

あいりん労働福祉センターも廃止された、まだ建物はあるが

そんな町で見つけた銭湯、入船温泉

〒557-0004　大阪府大阪市西成区萩之茶屋1-6-3

TEL 06-6641-2681

平日：6:00〜23:00(最終受付22:30)

土日：6:00〜24:00(最終受付23:30)　定休日　月曜日

自分も古い人間だけに昔のこの辺りのイメージがあるので

ちょっと入るのを戸惑ったが外観は綺麗な銭湯なので

入ってみた、

中も綺麗で券売機で買うシステム、フロントロビー式

創業は1954年、昭和29年と歴史は古い銭湯だが

2021年8月８日にリニューアルオープンしたようで

中は下町の銭湯とはかけ離れたお洒落で綺麗な空間を作っている

ロビーも凄く広く、休憩所も快適に過ごせる

入船温泉から徒歩で約1分の距離にビジネスホテル加賀も

運営しているようで観光客向けに滞在者もサウナ付きで

この入船温泉に入れるようだ

脱衣場も当然綺麗だがやや狭い

そして浴場、全体の眺めは銭湯だがとても綺麗で

そう広くは無いが広く感じる、ケロリンの桶も

入り口すぐ左横に階段を登って降りる推進115ｃｍの水風呂

Ｌ字型の浴槽は深風呂、結構熱め、浅風呂、電気風呂

ジェットのクリニックバス、露天風呂もお洒落で岩風呂で

浴室の奥にボタン式の打たせ湯、手前にサウナ後でくつろぐ

椅子が3つ並べてある、サウナは別料金で300円と高価だが

フィンランドサウナで爽快な熱気・熱波を、誰もが無理なく

快適に楽しめるよう設計されたMETOS製のオートロウリュが

出来る、サウナヒーターZIEL（ジール）を導入、

20分間隔のオートロウリュに加えスタッフによるアロマ水の

ロウリュも行います。

という凝ったサウナのせいか結構利用率は高い、

レンタルのバスタオルは結構お洒落だ

下町なのに年配より若者が多かったかな

外からはちょっと現代的な普通の銭湯だが中に入ると

現代的なスーパー銭湯のような快適な空間で

ゆっくりくつろぐことが出来た、

だが銭湯を出るとその前には昭和レトロなビル1階にある

昭和レトロな喫茶店、ニュー神戸や

要塞のような旅館などちょっと不思議な空間もあった

 

 

 

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