漫画、シャコタン☆ブギはヤングマガジンで
1986年から連載された漫画で
1980年代当時、女子に人気で女子大生ホイホイと言われた
高級スポーツカートヨタソアラ2800GTの新車を
家業を継ぐという条件で
(この頃、子供が都会に出るを繋ぎ止める為に
高級車を買ってやる田舎の親がたくさんいた)
親に買ってもらった高校生のハジメと
そのハジメを慕うイケメンの後輩コージの2人が
このソアラで日々ナンパに励むストーリーで
車の事も詳しく描かれていて好きな漫画だった
シャコタン☆ブギは元々1985年に
講談社の週刊ヤングマガジン4月1日号で
オールスター歌謡漫画大全集という企画で楠みちはるさんが
「涙のリクエスト」というタイトルで読み切りとして出たが、
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好評だったのか後の1986年に連載とされたみたいだ
結局10年程連載は続く程人気でアニメ化もされた
自分も当時憧れだったソアラが出て来たので
読んでストーリーも面白かったし
1985年の春のデビューでCMやデビュー曲の
「卒業」という曲のヒットで人気上昇中だった
斉藤由貴のグラビアも4ページだが載ってたので
捨てずにとってあった、もうボロボロだけど
1981年に発売された高級スポーツカートヨタ・ソアラの
女子人気は高く、多分当時の日本車としては
高性能、3ナンバーメインで高価だったので
ブランドイメージがあったのだろう
当時は300万円するパーソナルカーはほとんど無かったし
大きな贅沢な2ドアクーペも少なくCMのイメージもあってか
お金持ちが乗る車としてイメージ付けられた
2000年頃に以前トヨタの営業をしていた方に聞いた事があったが
1981年当時出たばかりのソアラ2800GTの新車を
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お医者さんが買われて納車に行く道柄ほとんどの人が
立ち止まって見ていったそうだ、バイクの人も停めるほどに
そんな当時オーラのあったソアラを持っていてれば
それだけでモテると錯覚するようで自分もとても欲しかった
映画化されたのが昭和62年、1987年と
初代ソアラの登場から6年も経っていたので
もうより最新技術を搭載した2代目ソアラに変わっていたが
この時でも初代ソアラは中古車でもかなりの値段が付いていた
自分もこの映画が上映された1987年は青春真っ盛りの頃で
見ていると若かりしき頃の自分もオーバーラップさせてくれる
自分も昭和最後の年の昭和63年に知り合いのブローカーが
6年落ちながら下取り車を安く持ってきてくれたので
何とか購入する事が出来憧れのソアラライフを送る事が出来た(^^♪
80年代、バブル時代に国産で女子から大人気の車だったトヨタ・ソアラ ソアラVRターボ レビュー 1982年型 MZ10ソアラ
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当時発売された特別編集映画版の本には
ロケ地は福井県の敦賀が中心と書いてある
昭和の時代は高速料金も高く大阪から福井県など
遠い桃源郷と思っていたがETC割引や
2009年に実施された高速休日割引乗り放題1000円になったりして
行きやすくなったので
福井県で毎年5月5日に行われている旧車のイベント
福井クラシックカーミーティングに
2013年から行くようになって
その本を参考に2015年に福井県に
福井クラシックカーミーティング 2015に行った機会に
泊りで行ってそのロケ地を訪ねてみた
1987年の公開シャコタンブギのロケ地は
28年経ってどうなってるか
原作では作者の楠みちはる先生の出身地の高知が舞台だが
車メインの映画な為、原作のイメージに近い撮影場所を求め
シャコタン☆ブギの映画スタッフ1同は
1ヶ月候補地を探す旅に出かけ
ようやく福井県に辿り着いたという
ちなみに原作に出て来る
スターレーンという名のボーリング場は
たまたま栃木県に同じ名前のボーリング場があったので
そこで撮影されている、
暴走シーンもほとんどが関東のようだ
まずは最初のハジメ役の金山一彦とコージ役の木村一八の
夜のナンパシーンの福井駅前商店街
現在は工事中なので確認出来なかった
結構大きな繁華街だ
福井県産業会館の駐車場で行われた旧車イベント
福井クラシックカーミーティング 2015を見た後は
東尋坊を廻って越前海岸を走り
小浜市の昭和レトロなビジネスホテルに泊まって
昭和レトロな海辺のアパートの様なビジネスホテル ナガタ ペットも泊まれる 隣接の昔ながらの食堂 海の見える温泉 浜の湯 福井県小浜市
翌日にロケ地巡り
ハジメとコージが乗ったソアラが突然バックして
マコトのカマロにぶつけて殴られるシーン
三方五湖レインボーラインの料金所、現在でも有料だ
屋根のレインボーカラーは今でも健在
1040円と結構な通行料金なので今回は入らなかったが
三方五湖レインボーラインは1990年の夏に
友人らと若狭に連れて来てもらった時に登った事がある、
自分で金を払わなかったがそんなに高かったのか
確か山頂に五木ひろしの石碑があってセンサーで
五木ひろしの歌が流れるようになってた
最後の方のヨコナミのハコスカとカマロの競争は
この三方五湖レインボーラインでの撮影だ
有料の方が貸し切りに出来たりできたので使われたのだろう
映画の最後にハジメとコージが
カバンを投げ合うシーンの敦賀駅前
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現在は工事中でその面影は無い
後ろの建物は残っている
ロータリー中央の花壇はもうない
東京女が泊まった敦賀駅のビジネスホテル、
スィートピーは今でも健在している
現在は各窓のテントが無くなり建物の色も白から青色に変わっている
敦賀港
同じアングルで
敦賀港の近くの
ハジメのソアラとアキラのヤンキーメイトZのゼロヨン対決場所
今でこそ旧車が貴重になって
フェアレディZ S30Zは再び注目されてるが
1980年代後半当時は漫画でも描いてたように
白いソアラやクラウンなどの新しいデザインやハイテクな
コンピューター時代のハイソカーブームで
1970年代のキャブ車やL型エンジンは時代遅れと
生きた化石のように女子から言われ人気が無かった
後ろの坂の橋が目印
1987年当時は車線も無い広いところだったみたいだが
現在は2車線と整備されて交通量も多くゼロヨンなどは出来ないだろう
茶色い建物は残っている
ハジメとコージがユミとマリコをナンパした後、夜に来た海岸
海岸のシーンの氣比の松原、駐車場は無料だ
最後の方のソアラがスピンして追突する笙の川の堤防
海岸沿いのシーンやエンディングの箱乗りシーンは河野海岸
空撮みたいだからヘリコプターから撮ったのかな?
当時は河野海岸有料道路といい800円の有料だった
現在は越前・河野しおかぜラインといい無料解放になっている
河野海岸有料道路は最後のクレジットに撮影協力として出ている
敦賀観光ホテルもクレジットに出ているが
どっかのシーンで出てきたのかな
当時は自分はレンタルビデオで見たが
youtubeにもアップされてみる事が出来る
28年前の1987年の夏
初代ソアラに乗った若き木村一八、金山一彦、佐野量子、藤井一子が
この河野海岸を走ってたんだな
この映画車両のソアラのレプリカが京都の高雄のイベントに来てた
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