昭和45年開業のかつては日本一長いロープウェイだった六甲有馬ロープウェイ　昭和開業のホテル凌雲荘も十国展望台も無くなった

昭和の遺物ロープウェイ、ケーブルカーに乗っての

昭和レトロ探索、

2008年6月の初夏、当初は兵庫県神戸市にある

昭和45年開業の全長5032メートルの日本一長いロープウェイだった

（1991年のガイドマップ）

六甲有馬ロープウェイに乗りたかったのだが

残念ながら4年前の2004年12月に六甲ケーブル山上駅から

発車していた天狗岩駅経由、六甲山頂カンツリー駅間の表六甲線が

営業休止になり2764メートルに短縮されてしまったので

兵庫県の有名温泉地の有馬温泉に入ってから乗る事にする

格式ある老舗旅館が並ぶ有馬温泉で昭和レトロ探索　廃墟の有泉閣　池の坊　満月城　有馬御苑

有馬御苑で食事と温泉に入った後は有馬温泉駅に戻って

六甲有馬ロープウェイに

六甲有馬ロープウェーは、有馬温泉駅と六甲山頂駅

（六甲ガーデンテラス・GREENIA前）を 12 分で結びます

通常は乗車定員が 42 名で、20 分間隔で運行しています

混雑時は増発運転をいたします。

六甲山頂駅（六甲ガーデンテラス・GREENIA前）～有馬温泉駅

片道 大人1,030円 小人　520円

六甲山頂駅（六甲ガーデンテラス・GREENIA前）～有馬温泉駅

往復 大人1,850円 小人930円

少し登るが

途中からは平行移動だからまさに空中散歩

六甲山頂カンツリー駅に到着

平成16年迄はここからさらに六甲ケーブル駅まで

運行していたが現在は廃止されたが駅舎と車体はまだ残され

当時の車両は展示され見れるようになっている

 

現在は六甲山頂カンツリー駅から六甲山頂駅に変更

かつては他に六甲登山ロープウェイもあったが、戦中解体され

戦前あれほど人気だったロープウェイもいつしか時代遅れとなり

ロープウェイの復旧よりドライブウェイの整備を優先させたので

復旧はされなかったらしい

今でもその痕跡が残ってるらしいのでまたじっくり見にきたい

六甲山頂カンツリー駅を降りると六甲ガーデンテラス、

今日は霧が出ている、山間らしい雰囲気だけど

ここはかつては老舗ホテルのホテル凌雲荘があった

阪神系六甲ケーブル直営のホテルで

昭和11年(１９３６)年に旅館を建築して営業を開始

その後は増築され旅館とホテルをミックスしたような造りで

“凌雲”とは、「雲をも凌ぐ」という意味らしい

展望台食堂やホテルからの景色は素晴らしかったようだ

見晴らしの丘

ここはかつて昭和40年代に良く山頂の観光地に建設された

回転展望台、回る喫茶もある十国展望台があった

六甲山の目印にもなっていて1957年に建てられ3層になっている

円形展望台が5分で一回りして360度の景色を楽しめる展望台として

人気があった、昔は大和、河内、摂津、紀伊、阿波など

十国を見渡せたのでその名が付いたらしい

入場料が必要だった

（昭和56年の広告）

ホテル凌雲荘、十国展望台もどちらも人気だったが

老朽化の為、解体され現在は存在しない

十国展望台は2002年11月24日に営業を終了し

その後解体され現在は更地になり椅子だけがあるだけ

跡地には十国展望台があったという案内パネルがあった

六甲山カンツリーハウスに行くリフトはまだあり稼働している

 

 

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