寂れ行く和歌の浦を撮り続けている地元の写真家に会いに和歌の浦へ　新和歌遊園跡地　新アルタミラ美術館

先日寂れた和歌の浦の写真を撮ってホームページにアップされてて

掲示板でやり取りしている前北さんに会いに和歌の浦に行ったが

寂れた和歌の浦も桜の時期は唯一賑わう　和歌山の昭和レトロ探索　2008

結局会えなかったが後日再び掲示板で

１度和歌の浦で会って弁当でも食べながら

和歌浦を語り合いましょうとお誘い頂き

自分も地元で長年に渡って和歌の浦を見て来た方に

和歌の浦の繁栄の頃と衰退していった経緯などの

話を聞きたいので

5月4日に高津子山の元ロープウェイ乗り場で待ち合わせ

熊取付近で渋滞し到着が遅くなってしまったので

急いで弁当を買い和歌浦漁港に車を止め自転車で高津子山へ

元ロープウェイ乗り場の駐車場跡で待っててくれた

そして外周を歩いて展望台へ

そして山頂で和歌の浦の海を見ながら弁当を食べて

昔の和歌浦の事を教えてもらう

今は観光客どころか人も居なくなってしまったが

1970年代くらいまでは和歌の浦は観光地とあって

ホテルや旅館も一杯あって

（昭和60年頃の観光ホテルの案内）

どてら姿で歩くホテル観光客達で和歌の浦は溢れていたらしい、

その後は和歌の浦は寂れて行き自分と同じ時代を生きた物達が

生命の無い建造物とは言え

解体し無くなっていくのは寂しいと言っておられた

写真も何枚か頂いた

見たかった現役時の回転展望台やロープウェイの原型の写真だ

もうすでに営業は止めている頃で周りは草木で荒れている

これももはや寂しく解体撤去を待つロープウェイの車体

高台で海を見下ろしながら弁当を食べるのもいい

新和歌遊園跡地の遺物も少し教えてもらった

その後自転車で漁港の方へ降りて

寂れて観光客が来なくなり人がいなくなり

もう観光地としては終わってしまった和歌浦だが

それでもこの美しい海の風景と静かなこの地が気に入って

他県から移住した人が前北さんの知り合いでいるようで

以前は大阪の商社に勤めていたがこの地が気に入り

会社を止めてこの和歌の浦で今はアルタミラ美術館を

営業している人のとこへ連れてってもらう

（行く途中これまた和歌浦が気に入り夫婦で

和歌浦のアパートに移り住んでいる彫刻家の人と出会った）

この４０代男性の方は以前は和歌の浦にあった廃墟を

安く借りて一人で根気よく綺麗に改装して

アルタミラ美術館という絵画の販売営業していたが

有名になり過ぎてあまりにも人が来すぎた為

大家が嫌がって追い出されたらしい

当初は天井に穴が開いたような

かなりひどい廃墟だったみたいだが

高台の海辺のロケーションがよかったから

１度入って見たかった

（画像引用）

http://www.log-osaka.jp/movement/kayon/file12/kayon_file12_1.html

現在は大家が改装し使っているらしい

そして今は元幼稚園跡地でアルタミラ美術館を続けるようで

ここも現在営業を続けながら一人で改装中だ

今はまだ普通の建物だがこっそり完成図面を見せてもらったが

またすごい外観に改装を構想中みたいだ

ただまだ経営はそう思わしくなく

夕方まではアルバイト生活で夕方より営業する

絵の買い付けは海外とかだ

その後はお洒落な建物の

和歌の浦アートキューブの喫茶で雑談

ここも元老舗旅館料亭の不老館だった

（在りし日の不老館）

芸術文化活動の育成と支援を目的とした

市民参加型芸術文化施設として生まれ変わった

近くに見えるマリーナシティでは花火が上がっているので

それを見ながら20時過ぎまで談笑してお別れ

駐車場までの自転車での帰り道に昭和の銭湯や

ラーメン屋があったので次回行ってみよう

和歌の浦漁港で少し夕涼み

波の音がして気持ちいい

帰りはヤクルト、巨人を聞きながら帰途へ　野間口が完投勝利だ

 

 

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載の行為は固くお断りします