昭和37年に創業した平野区の銭湯、大峰温泉も廃業に　燃料費の高騰及び設備の老朽化による

大阪市平野区にある銭湯、大峰温泉が残念ながら廃業するとの事で

その前にと行ってみた

平野区の銭湯は入船温泉以外は全部行ったと思ったがここは

JR平野駅や大阪市営地下鉄平野駅から遠いので見過ごしていた

駅から大分歩いて

昭和な店舗が並ぶ道を曲がっていった中央付近にあった

入り口が斜めで一見角にあるような建物だ

案内看板も劣化しているが昭和レトロしている

サウナ、打たせ湯、エステバス、水風呂、露天風呂、椅子風呂

寝風呂、スリムバスと多彩にあるようだ

壁には見えにくいが高濃度炭酸泉、ナノテクノロジー、ナノ水

ホームページによると

大峰温泉は昭和37年に創業した公衆浴場で

1993年、平成5年に大改装を行い、

番台形式からフロントタイプの受付へと変わったようで

平成30年に全館（水道やシャワー、湯船）に「ナノ水」を導入

平成31年には露天風呂に高濃度炭酸泉を設置するという

平成末期になっても意欲的な銭湯だったようだ

〒547-0031　大阪府大阪市平野区平野南１−９−２５

電話　06-6709-2285

営業時間　15：00～23:00　定休日　　火曜日

無料駐輪場、無料駐車場（8台）は店舗の横にあり

周りには昭和レトロな住宅街が並ぶ

フロントロビー式だが、シンプルな時計や

床の板の感じなど昭和レトロっぽいロビーだ

綺麗な券売機があるので買おうとしたらこっちでもいいですよ

と言われ優しそうなメガネをかけたおばちゃんにお金を払う

脱衣場は綺麗、天井には5個の白色灯のシャンデリア

鏡には寄贈された広告付が昭和の銭湯っぽい

片側が出窓になった浴場の入り口、奥に長い長方形

入ってすぐにＴ字型の洗い場がある、ステンレスの石鹸置きが

昭和レトロしている、洗い場の鏡にも地元企業のカットハウスや

クリニック、クリーニング店などの広告があり昭和っぽい

ただ電話番号が8桁になっているので平成以降かな

奥から滝の電気風呂、そこから流れ風呂になって

超音波気泡風呂ジェット２連の寝風呂、浅風呂とステンレスの

仕切りの奥に深風呂が一体型、洗い場の対面奥には

奥の角が三角になったエステバス、座り風呂、スリムバスと

ボタン式のジェットバスが並んでいる、ただ手前のエステバスは

故障で出なかったが、まあこの2つでも銭湯としては十分

有料のサウナと水風呂、水風呂も温度調節が故障中だったが

今は冬なので充分冷たかった

そしてガラス戸の露天風呂、露天では珍しいタイル絵

アルプスの山々と白鳥と滝が細かいタイルで描かれている

一応露天風呂が外にさらされているせいか

1番劣化が激しいようだが風呂は綺麗で岩が奥壁に飾られ

ここが高濃度炭酸泉のようで泡が出ていてゆっくり浸かれた

露天風呂とは言え屋根は9割がたビニールテントで覆われている

手前角にガラス箱のようにボタン式の打たせ湯があった

露天風呂以外は壁のタイルもお洒落で綺麗だった

建物入り口には閉店を知らせる張り紙は無かったが

浴場の入り口と露天風呂入り口に貼ってあった

【閉店のお知らせ】

此の度、誠に勝手でございますが

燃料費の高騰及び設備の老朽化により

4月30日(日曜日)をもちまして閉店する運びとなりました。

これまで長きにわたるご愛顧に心より感謝申し上げます。

4月29日(土曜日)と4月30日(日曜日)の2日間は、

入浴料金を無料とさせていただきます

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これだけ楽しめる銭湯が廃業、解体更地にされ

歴史から無くなってしまうのは惜しい

またゆとなみ社さんが

「銭湯を日本から消さない」をモットーとする

銭湯継業の専門集団

私たちが湯を営む(経営)、湯と人々の営み(生活)から、

ゆとなみと名付ける

ゆとなみ社

が現状は厳しいだろうが勝手ながら救ってくれないだろうか

 

 

 

 

 

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