1985年春に週刊ヤングマガジンに
オールスター歌謡漫画大全集という企画で楠みちはるさんが
「涙のリクエスト」というタイトルで読み切り漫画として書かれ、
その後好評だったせいかシャコタン☆ブギというタイトルで
1986年から連載漫画となり話題になったせいか
1987年に実写版として映画製作され
8月8日に全国東映系ロードショー公開された
1987年頃はバブル時代ということで
白いソアラやクラウン、マークⅡなどハイソカーの時代で
フルチューンといえ古いフェアレディZS30Zなどは
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時代遅れと馬鹿にされた時代だが
今はそんな車たちも旧車になり
古き良き時代を懐かしむ人たちでまた旧車人気が高まりつつある
そのせいか今年の2022年1月23日に行われた旧車のイベント
淡路ノスタルジックカーミーティングには
シャコタン☆ブギの映画の為に造られた
ハジメちゃんソアラ仕様を再現したレプリカが来ていて
それは映画と同じく前期モデルの2800GTで外観はもちろん
内装やアクセサリーなどほぼ完ぺきな再現だったようだ
自分は2015年に1987年当時、若かり頃に見た
このシャコタン☆ブギの映画を懐かしんで
映画ロケ地の福井県に行った時にロケ地巡りをした
このレプリカの登場のせいか最近ロケ地巡りのアクセスが多いので
ちょっと自分でも映画版シャコタン☆ブギの本以外で
他にその資料が無いかと1987年の車雑誌の中身を探してたら
いくつか見つかったので追記で書いてみた
下記の画像は福井県敦賀港で
ハジメのソアラとアキラのS30Zがゼロヨン競争したシーンの
撮影シーン、映画では厘差で30Zが勝ったように映してるが
いくら1981年当時登場は最新のソアラ2800GTのDOHCで
170馬力とは言えオートマチックのソアラと実際に競争すれば
軽量のS30ZのL型3リッターフルチューンでは
発進からかなり差がついただろうから
何度もこうやって撮り直ししたのだろう
今は車線も書いて普通の道路のようだが
昔はあまり車の来ない港のはずれだったようだ
最後のヨコナミでのレースシーンの
福井県三方五湖のレインボーラインには50台以上の
本物街道レーサーを集め300人ものエキストラに使っている
ただ一応映画撮影なので一般道走行中は竹やりデッパは外して
現地で装着し映画撮影用にドレスアップしたようだ
このシーンはハイライトだけに撮影は長時間に及び
雨も降りだし夜明けまでかかったものの
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アクア・リアージュ
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この街道レーサー軍団は朝まで付き合ったという
まあ待ち時間も多く疲れている者も多かったようだ
ヤンキー特有のうんこ座りで打ち合わせのアキラ役とカオリ役
と不良仲間
実際の映画車両のハジメのソアラ、実際は車高が高い
こちらも映画に登場の東映美術部の製作の街道レーサー仕様の
オープンブタ目マークⅡとアキラのヤンキーメイトZ
最後のソアラの水玉カッティングシートは
美術スタッフが総出でカッティングシートを貼っていった
佐野量子、藤井一子、木村一八、金山一彦、当時のアイドル4人
この映画はスタジオ撮影が無く
オールロケだったので修学旅行気分だったらしい
木村一八は父が有名漫才師だけに慣れたものだが
金山一彦は映画初主演
みんな今はいいおじさん、おばさんだろうな
当時芸能界に入って2年目の静岡県生まれの
東京の学校に通っていた佐野量子(当時はさのかずこ)さんは
大阪弁を覚えるのが一苦労だったようだ
共演の藤井一子さんとは女子2人部屋で温泉にも一緒に入って
いろいろ話して楽しかったようだ
車の事がよくわからず初めて見た竹やりマフラーに
よりかかったら熱くてストッキングが溶けてしまったそうだ、
やけどしなくて幸いだったよう
カマロでの暴走シーンはOKまで5回くらいかかったようだ
ラストの海岸線での箱乗りシーンは振り落とされそうになるので
身体をロープで縛っての撮影だったそうだ
当時の東映のプレゼント用のシャコタン☆ブギのTシャツ
最近の旧車イベントでもこの1987年に造られた
映画シャコタン☆ブギに登場した
主人公のハジメちゃんソアラのレプリカを作ってイベントに来たり
2017年に京都の高雄で行われたソアラフェスティバルでも来てたし
今のインターネットでの情報化社会や旧車ブームなら
有名な映画に使われた車両で当時は人気のソアラだったら
ネットオークションで欲しがる人もあるから
この映画に登場した車両達が残ってる可能性もあるだろうが
多分当時なら今と違って映画車両は引き取り手も無く
ハコスカやS30Z以外はすべて廃棄されてるだろうな
以前、1960年代に活躍した世界的なスターだった
イギリスのロックバンド、ビートルズが
1966年の6月29日に来日した時に
送迎用で使われた1959年型のキャデラックは
屋根にビートルズのメンバー全員のサインがされ
その後一般募集で一般の人に無料でプレゼントされたようで、
その後テレビの企画でそのキャデラックの行き先を調査し
ついに探し当てたのだが手に入れた方は故障もし
バカ高い税金など非常に高い維持費がかかることで
廃車し取材の来る1年前にスクラップにしてしまって
現存していなかった、一応解体する前に
屋根のサインだけは切り取って保存していたので
それだけは見れたのだが今からみると勿体無いし
そんな貴重な車が存在しないのは惜しい
おそらく当時はネットも無いから身近な周りで
欲しい人を探したが車体や排気量がでかく税金のバカ高い
古いアメ車を欲しい人が身近に居なかったので
仕方なく廃車にしたのだろう
今のインターネット情報社会にオークションにでも出せば
世界中のビートルズマニアで欲しがる人がたくさんいただろうし
ひょっとしたら凄い高額になっていたかも
数年前にこの映画に出てたジュンちゃんのハコスカは
名古屋のイベントで映画車両として展示されてたらしいが
1987年にこれら映画の車両を制作されたのは
東京の富士プロダクション、担当は福田さんで
製作日数は約1か月
本による裏話では映画に登場するソアラ、S30Z、ハコスカ
カマロの4台は積車での積み込み等があるため
実際には本物のシャコタンは無いそうで
エアロパーツや小径ホイールの装着で低く見せているそうだ
エンジン音も近所に迷惑がかからないように小さくし
後で音量調整で細工出来るように工夫されている
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