昭和40年代生まれの昭和レトロ探索とバブル時代の回顧 昭和の銭湯

昭和40年代生まれが書く関西中心の昭和レトロ探索とバブル時代の懐かしい物を振り返る 昭和レトロな銭湯の訪問記

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廃墟のような和歌の浦のホテル七洋園の隣の昭和レトロなホテル太公望 月世界大温泉 紀州備長風呂

投稿日:2010年5月5日 更新日:


和歌山県の和歌山市の和歌の浦は

万葉集にも歌われた程の景観の良い海岸が売りだ

その和歌の浦に建つホテル太公望へ昼食を食べに

和歌山県和歌山市雑賀崎は

昭和のレジャーブームの終了やバブル景気崩壊後、

観光客が減少し次第に寂れていき軒並み宿泊施設が倒産していき

美しかった海岸通りは廃墟ホテル、旅館ばかりになった

和歌の浦でも有名な巨大廃墟だった

通称、宇宙回転温泉 北村荘グランドホテルとは反対側の

雑賀崎灯台の近くに建っているホテルだ

水軒川から海岸通りを雑賀埼に向けて登って行くと

太公望ホテルの看板が見えてくる

隣に廃墟のようなホテル七洋園

寂れゆく和歌の浦の中に建つ廃墟と噂されるホテル、和歌山七洋園は現役ホテルなのか?

というホテルと2件並んで崖の上に立っている

バス10台、乗用車50台分の駐車場

かつては関西の熱海と言われ新婚旅行のメッカだった和歌の浦も

平成以降は観光客も減少し寂れた観光地となりそれにより

老舗旅館、ホテルが廃業したくさんの廃墟ホテルが立ち並ぶ

観光地として有名となってしまったが、その厳しい中でも

2000年を過ぎても何件かの和歌の浦、雑賀埼のホテルは

しぶとく生き残っている

ホテル太公望はその数少ない生き残りの一軒だ

(1991年頃のホテル太公望)

この辺りではこの先により海に近い双子島荘と潮風荘という

ホテルも並んである

昭和50年代の地図では太公望新館となっているので

どっかに旧館があるのかも

島精機研修センター前の閉鎖された廃墟旅館、これかも(2011年7月撮影)

このホテル太公望は外観の設計からして

おそらく昭和40年代の高度経済成長期の

レジャーブーム時代の昭和レトロな観光ホテルのようだ、

片側角の丸いアーチが特徴的

一応、和歌の浦では大きい方のホテルだが

最近は学生合宿などで値段を安くしたり、

大阪から送迎バスまで出して

客を呼び込む営業努力をしているようだ

喫茶や安い定食もあるがいつものお風呂付きの鯛ずくし御膳を

(以前交渉して風呂付きで3500円にしてもらっている)

風呂は温泉ではないがお風呂だけでも700円で入れる

前には以前から止まったままの太公望の送迎バス

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今回が3度目だがなかなかフロントの方が出て来ない

少し待ってようやく出てきた

大丈夫かな😓

日曜の昼だが他に客はいず静かなホテル内

入口横には海辺の観光ホテルのレストランらしく

大きな水槽があり鯛がたくさん泳いでいる

パンフレットには美しい双子島の夕日が映っている

確かに和歌の浦の景色は素晴らしい

廃墟ホテルとなった太公望の昭和の全盛期の頃のパンフレット 雑賀埼に建つホテル 和歌の浦

ゲームセンターや喫茶はかなり古い画像が使われている

海に向かって建っているので

客室はオーシャンビューのようだ

フロントロビー横の売店

ホテルの中は昭和時代の豪華さ象徴のような真っ赤な絨毯が

この今見るとケバケバしくも見える色合いが

高度経済成長時代の贅沢なホテルの演出だ

食事が出来るまで風呂へ

鯛づくし御膳3500円は風呂代も込みの値段

フロントは1階だが崖に立っているので

実質2階ということになり

1階の風呂まで丸い階段を下りていく、先の見えない地下へ

こういうからくり的な造りはなぜかワクワクする😁

大浴場は下に降りるが1階だ、

階段のランプも昭和レトロな感じ

月世界大温泉という凄いお風呂の名前だ

もらったタオルにも大きくそう書いてある

近くにあった北村荘グランドホテル、宇宙回転温泉は

昭和44年のアポロ月面着陸の時代に出来たので

部屋がアポロ 北極星、南十字星、彗星、魚座など

宇宙をイメージしていたのでここも同じ

月が話題になった頃に開業したのかも

プールもこの先の扉から行くようだが今はやってないので

鍵がかかっていた

脱衣場も昭和レトロ

自分と父以外誰もいない貸切のようなので撮影

窓から隣のホテル七洋園が見える、

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寂れゆく和歌の浦の中に建つ廃墟と噂されるホテル、和歌山七洋園は現役ホテルなのか?

知らなければ廃墟のようだが立派に営業しているらしい

風呂は温泉ではないが紀州備長炭入り、

風呂は2つ、床まであるクリアーな窓のおかげで一応、

展望風呂といわれ、窓から高台の景色が見渡せる

露天風呂は無く内風呂のみ、壁には派手なタイル絵

月世界大温泉という名はどうして付いたのだろうか

柱の横にある四角いものに備長炭が入っている

風呂からの眺めはそう良くない、高台だけど見えるのは工業地帯だ

下は崖で野良犬が2~3匹寝ていたのが下に見えた

パンフレットとほぼ同じ、

ゲームセンターも1階にある

電源が入ってないしまだやってない

奥のゲームはレトロっぽいが太公望のパンフレットよりは

新しいゲーム機だ

1階の広いロビーの横の

奥に食堂はある

かなり広いが客は自分ら4人のみ

外には夏には営業するのかプールがある

奥はさっき入った月世界温泉、屋根はドーム状

雲上ファミリープール

鯛ずくし御膳 3500円

3回めだが日によって少し付け合せとかが違う

鯛の釜飯や鍋は出汁がとても美味しいヽ(´▽`)/

食堂からの眺めは良くいつも春先に来るので

綺麗な桜を見ながらの食事だ、桜の時期には良さそうだ

和歌の浦はソメイヨシノで有名なので

休日でも人は少ないが春先はこの辺りは人出が多い

 

しかしその太公望も残念ながら2013年2月に廃業してしまった

閉鎖された入り口が悲しげ

最後の方は確かにいつ行っても人が少なく受付のベルを鳴らしても

なかなか従業員出てこないなどおかしかったが

玄関ドアには

破産を知らせる張り紙が

野良犬の住み家になりつつある、この犬は大きいけど

大人しく可愛かった

白秋期 ゆったりと人生の実りの秋を楽しく生きる

上記の方のブログでは

ホテル太公望は晩年には大阪から送迎バスまで出して

観光案内付きで巻き返しを図ったりしたようだが・・

 

2017年 

四海波 太公望としてリニューアルオープンしたようだ

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執筆者:中途半端な昭和人


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1998年8月10日生まれ
1999年3月29日にやってきた
2012年7月10日腎不全により没


2012年5月12日生まれ、2012年8月27日に家族の1員に、長距離旅には先代よりたくさん行った
2023年7月8日に心臓肥大による心臓破裂で1時心肺停止、その後奇跡の蘇生、元気に復活するも2023年9月9日肺水腫再発により没

 

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